危ないカンパニー
2010/09/26 Sun
m25
根元から強弱をつけて撫で上げられると、熱源は年甲斐も無く正直に、
直に触れているジェネラルには隠しようも無い欲情を伝えた。
身体を火照らせ、ジェネラルの指先に、吐息に、声に乱される。
それに逆らう術をオズワルドは知らず、無意識のうちに腰が跳ねた。
鼻に掛かる声は甘ったるいと言うより殆ど掠れ声で、聞き苦しいことこの上ない。
それでも、ジェネラルは甘く頬に口付けをくれる。
淫靡で悪戯な指先とは一線を画するように甘い口付けは、オズワルドの理性を崩していく。
息継ぎのために開いた唇から零れたのは、喘ぎ声ではなくジェネラルの名だった。
「オズワルド……、口付けを」
ジェネラルも熱に掠れた低音を漏らしながら、乾いた唇同士をぶつける。
幾度か啄ばんで、口唇を開いて熱い舌を誘い込む。
このままではいけないと思いながらもオズワルドはジェネラルのキスを拒めない。
キスを許してしまえば後に退けないと理解していたが、熱が理性を裏切り続ける。
「……は、ぁ…ッ」
先端を捏ねるように滲む淫液を塗りつけられて、唇の合わせ目から息を漏らした。
オズワルドの弱い場所など、ジェネラルは本人よりよく知っている。
括れに指を回して、ねっとりと絡みつくように摩擦されれば、眦に熱と雫が溜まった。
お互いの粘液を口腔で交換し合い、味覚すらジェネラルに侵される。
細い銀糸を引きながら離れた唇は、器用に眦に溜めた塩水を舐め上げた。
その優しい仕草で誤魔化すように、ジェネラルの指がとうとう背後に回る。
どうしても抵抗できない己を呪いながら、オズワルドは目尻を僅かに吊り上げた。
途端、ジェネラルの瞳が一瞬戸惑うように揺らめいたが、
その程度で止められるとはオズワルドも、ジェネラルも思っていない。
「――――ッ」
ツ、と指先に後ろを撫で上げられて、オズワルドの喉が反る。
あらわになった首筋から続く鎖骨へジェネラルは誘われるように噛み付いた。
細い身体を支える骨に喰らいつく姿はまるで獣のようだったが、
今のオズワルドも熱に浮かされた獣に他ならない。
ジェネラルが指を折り、ゆっくりと後ろに第一関節まで差し込むと、
痛み以上に先を強請ってしまいそうなる自分を自覚する。
オズワルドの垂らした淫液を襞の一枚一枚に塗り付けられ、顔から火が出そうだった。
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